2024年度Web×IoTメイカーズチャレンジPLUS参加録 #1

  1. 2024年度Web×IoTメイカーズチャレンジPLUS
  2. GPIOとI2C
  3. 初めてのLチカ
  4. リモートからLチカ制御

2024年度Web×IoTメイカーズチャレンジPLUS

「2024年度Web×IoTメイカーズチャレンジPLUS」に参加しました。今回はじめてJavascrptでコードを書いたり、センサー類の制御などを行いました。備忘録も兼ねて、今回学んだことや作成したコードなどをここに記録しておきます。

信州開催!2024年度 Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS【講習会 & ハッカソン】
https://webiotmakers.connpass.com/event/339373/
このメイカーズチャレンジでは、Raspberry Pi Zero2 WとCHIRIMENスターターキットが無料でプレゼントされます!CHIRIMENスターターキットには、ブレッドボードやLED、配線用のワイヤーや抵抗などの各種電子パーツが入っております。
CHIRIMENについてはこちらを参照。
CHIRIMEN OPEN HARDWARE
https://tutorial.chirimen.org/about
また、こちらに非常に詳しいチュートリアルがあります。私も基本的にこのチュートリアルに沿っていろいろ動かしました。
CHIRIMEN Raspberry Pi Zero W チュートリアル
https://tutorial.chirimen.org/pizero/

GPIOとI2C

電子パーツを制御するためには、GPIOとI2Cの2種類の接続・制御方法があります。

GPIO(General-Purpose Input-Output)
Raspberry Piなどについている金属ピンを通してGPIO対応の電子パーツと電気信号をやり取りする方式で、1つのピンに1つの電子機器が接続される形になります。Raspberry Pi Zero2には合計40本のピンがありますが、このうち17本がGPIOのピンで、それぞれに異なる番号がついています。Javascript上からはこのピン番号を指定して電子パーツと信号の送受信を行います。なおGPIOのピンにはPUとPDの2種類があります。
PU:プルアップ。デフォルトで"1"(電流が流れる)。"0"の信号を送ると電流をとめられる。
PD:プルダウン。デフォルトで"0"。"1"の信号を送ると電流が流れる。
I2C(Inter-Integrated Circuit)
シリアルバス通信を行うための仕組みで、Raspberry Pi Zero2 Wには1本のSDA(Serial Data)と1本のSCL(Serial Clock)のピンが備わっています。I2Cで接続される電子パーツにはあらかじめ7bit長のアドレス(例えば0x48など)が割り当てられており、Javascript上からはこのアドレスを指定して電子パーツと信号の送受信を行います。ピンはSDA, SCLともに1本ずつしかありませんが、ブレッドボード上で並列に接続することで、複数のI2C対応デバイスを制御できます。

Raspberry Pi Zero(Zero2 Wも多分同じ)のピン配列はこちらを参照。

CHIRIMEN Raspberry Pi Zero W チュートリアル「4.1 GPIOを理解する」
https://tutorial.chirimen.org/pizero/chapter_4-1

初めてのLチカ

LチカとはLEDをチカチカ点滅させることです(多分)。一番最初にチャレンジしました。 作成したJavascriptは次の通りです。スクリプトは、ほぼチュートリアルのページに書いてあるとおりですけれどもね。RaspberryPiやLED、抵抗などの配線は、チュートリアルのページの第3章を参考にしてください。
led-chikachika.js
// GPIOを使うためのライブラリ読み込み import {requestGPIOAccess} from "/home/pi/myApp/node_modules/node-web-gpio/dist/index.js"; // 一定時間だけ待機する関数 function sleep(ms) { return new Promise((resolve) => setTimeout(resolve, ms)); } // メイン部分 async function main(){ // GPIOを使うためのコンテナ? const gpioAccess=await requestGPIOAccess(); // GPIOの26番にアクセスする var gpioPort=gpioAccess.ports.get(26); // GPIOの該当ポートを出力型(out)に設定する await gpioPort.export("out"); // 点滅繰り返し for(let i=0; i < 10; i++){ // 点灯(1を出力) await gpioPort.write(1); await sleep(1000); // 消灯(0を出力) await gpioPort.write(0); await sleep(1000); } } main();
これをnode.jsで実行させます。
なお、スクリプトは~/myApp/の下において実行しないと、何やらパスの関係があるのかエラーになります。なので基本的にmyAppディレクトリの直下に保存しておきます。
% node ~/myApp/led-chikachika.js

リモートからLチカ制御

今度はインターネットを介して、LEDをON/OFFさせます。チュートリアルの「6. IoTを試す」の内容と同じです。

CHIRIMENにはSecure WebSocket(WSS)を使ってリアルタイム通信する機能(ライブラリ)が備わっており、インターネットからWebSocketのリレーサーバを介して、CHIRIMENデバイスを制御することができます。 さらにCHIRIMENの学習用にCHIRIMENのサイトでWebSocketのリレーサーバを提供してくれています。今回はこちらのリレーサーバをお借りして、自分のPC(ブラウザ・Javascript)から先ほどLチカさせたLEDをON/OFFさせてみます。

なおこのリレーサーバはおそらくCHIRIMENの学習用だと思いますので、CHIRIMENの学習以外の目的では使用しな方が良いと思います。多分。

remote-connection README RelayServer.js概要
https://github.com/chirimen-oh/remote-connection

CHIRIMEN側のスクリプトは次の通りです。PC側からメッセージが届くとcontrollLED()関数が実行され、メッセージの内容message.dataに合わせてLEDへ"1"や"0"を送信して点灯・消灯を行います。

led-remote.js
import {requestGPIOAccess} from "/home/pi/myApp/node_modules/node-web-gpio/dist/index.js"; // リレーサーバを利用するためのライブラリを読み込む import nodeWebSocketLib from "websocket"; import {RelayServer} from "./RelayServer.js"; // グローバル変数 var channel; var gpioPort; // メイン部分 async function main(){ const gpioAccess=await requestGPIOAccess(); gpioPort=gpioAccess.ports.get(26); await gpioPort.export("out"); // リレーサーバ接続のインスタンス作成 // 第一引数:サービス名 // 第二引数:アクセストークン // 第三引数:? 第四引数:BaseURL? var relay = RelayServer("chirimentest","chirimenSocket", nodeWebSocketLib, "https://chirimen.org"); // 通信するチャネルを作成(" "内はチャネル名で、PC側と同じものを指定する) channel = await relay.subscribe("chirimenLEDhogehoge"); // チャネル経由でメッセージを受けたらcontrolLED関数を実行する channel.onmessage=controlLED; } function controlLED(message){ // 送られてきたメッセージ(ONまたはOFF)によって処理を実行する if(message.data=="ON"){ gpioPort.write(1); console.log("ON"); // PC側へメッセージを送信する channel.send("LED ON!"); }else if(message.data=="OFF"){ gpioPort.write(0); console.log("OFF"); channel.send("LED off!"); } } main();

実行して「channelOpened」と出力されれば、Sockサーバにつながったことになります(多分...)。

$ node led-remote.js object https://chirimen.org wss://chirimen-web-socket-relay.herokuapp.com/chirimenSocket/chirimenLEDhogehoge null https://chirimen.org tinyWssModule:channelOpened

PC側のスクリプトは次の通りです。これをPCのブラウザで開けばOKです。ブラウザ上のONボタンを押すとOnLED()関数が呼び出され、channel.send("ON")が実行され、「ON」というメッセージがCHIRIMEN側に送信されます。OFFボタンも同じく「OFF」というメッセージがCHIRIMEN側へ送信されます。

led-remote-pc.html
<script type="module"> /* リレーサーバを利用するためのライブラリを読み込む */ import {RelayServer} from "https://chirimen.org/remote-connection/js/beta/RelayServer.js"; /* グローバル変数 */ var channel; window.OnLED = OnLED; window.OffLED = OffLED; /* CHIRIMEN側から受け取ったメッセージを表示する関数 */ function outmessage(message){ document.getElementById("message").innerText=message.data; } /* ONボタンをクリックしたときの処理 */ function OnLED(){ channel.send("ON"); } /* OFFボタンをクリックしたときの処理 */ function OffLED(){ channel.send("OFF"); } /* このページが読み込まれたときにchannelの設定を行う */ onload = async function(){ var relay = RelayServer("chirimentest", "chirimenSocket"); channel = await relay.subscribe("chirimenLEDhogehoge"); /* CHIRIMEN側からメッセージがあったらoutmessage関数を呼び出す */ channel.onmessage=outmessage; } </script> <button id="ON" onclick="OnLED()">ON</button> <button id="OFF" onclick="OffLED()">OFF</button> <p id="message">____</p>

https://ucchi.info/ 07,Mar 2025

※まだ学んだばかりのことなので、不完全な内容や誤った内容が書いてあるかもしれません。
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